AIをはじめてみよう
AI時代に対応できる栄養士・調理師を目指す | スキルアップ研修会

フードシステムマネジメント設計士研修

第1回 AIをはじめてみよう ― チャット式AI(Gemini) と NotebookLM を体験する

2026年6月20日(土) / オンライン開催

【この資料について】
研修当日に画面共有でお見せする資料です。デモで実際にAIへ打ち込む入力例は、右上の「コピー」ボタンでそのまま貼り付けられます。
入力例(AIに打ち込む文章) 模範回答(マニュアル裏取り済み)
パソコンが苦手な方は「かんたん版」へ 講師の自己紹介

はじめに ― 今日の進め方

  • あわてなくて大丈夫です。手を動かせる人は一緒に、難しければ画面を見ているだけでOK。この資料は研修のあとも見られます。
  • 上から順番に進みます。(画面いちばん上のメニューから、見たい所へ飛ぶこともできます)
  • 今日さわるAIは2つだけ:Gemini(チャット式AI)と NotebookLM。それぞれの場面に「開く」ボタンがあります。
  • ダウンロードして使う資料:後半のNotebookLMで「会議の議事録」を使います。その場面にダウンロードボタンがあるので、今すぐ準備するものはありません。
  • 失敗しても大丈夫。無料で使えて、何度でもやり直せます。へんな質問をしても怒られませんし、ボタンを押しても壊れません。気軽にさわってみてください。

今日よく出てくる言葉

  • AI:質問すると答えてくれる、かしこい相棒のようなもの。
  • プロンプト:AIへの「お願い文(質問や指示)」のこと。この資料では「入力例」と書いています。
  • チャット式AI:LINEのように会話しながら使うAI(今日の Gemini)。
  • NotebookLM:こちらが渡した資料の中“だけ”から、出典つきで答えてくれるAI。

この資料の「入力例」は、青い「コピー」ボタンで写し取って、AIの入力欄に貼り付けて使います。

1コピーする
入力例の右上の青い「コピー」ボタンを押す(「コピー済み」と出ればOK)。
入力例の右上にある青いコピーボタンを押す
入力例の右上の青い「コピー」ボタンを押します
2貼り付ける
スマホの方:AIの入力欄を長押し → 出てきた「ペースト(貼り付け)」を押す。
パソコンの方:入力欄を右クリック → 「貼り付け」(または Ctrl + V)。
文字を打つのが苦手な方へ:入力欄のマイクのボタンを押すと、話しかけるだけで入力できます。コピペが難しければ、こちらでもOKです。
Geminiの入力欄。Ctrl+Vで貼り付け、右側のマイクボタンで音声入力
入力欄に貼り付け(Ctrl+V)。右側のマイクのボタンで音声入力もできます

事前準備:Googleアカウントの作り方

今日触る Gemini も NotebookLM も、Googleアカウントがあればそのまま使えます。お持ちでない方だけ、下の手順で作成してください。

Googleアカウントを作成する
すでに Gmail や Androidスマホ を使っている方は、Googleアカウントをお持ちです。新しく作る必要はありません。
1登録ページを開く
ブラウザで accounts.google.com を開き、「アカウントを作成」→「個人で使用」を選びます。
2名前・生年月日を入力
姓・名、生年月日、性別を入力します。
3メールアドレス(ユーザー名)を決める
使いたい Gmail アドレス(例:yamada.taro@gmail.com)を選ぶか、候補から選びます。
4パスワードを決める
8文字以上で、自分が覚えやすく他人に分かりにくいものにします。メモして保管しておきましょう。
5電話番号で本人確認
携帯番号を入力 → 届いた確認コード(SMS)を入力します。本人確認に使うだけです。
6利用規約に同意して完了
内容を確認して「同意する」を押せば完成。このアカウントで Gemini / NotebookLM にログインできます。
Googleアカウント作成画面:姓と名の入力
「アカウントを作成」→ まず姓・名を入力します
スマホの方は、「設定」→「Google」→「アカウントを追加」→「アカウントを作成」からも作れます。

本日の進行

所要内容
5分本日のゴール
7分AIの代表的な3つ
18分デモ① Gemini ― チャット式AIを体験
3分休憩・切り替え
20分デモ② NotebookLM ― 資料から出典つきで答える
5分2つのAIの使い分け(まとめ)

今日のゴール

5分
  • AIは「難しそう」「うちの仕事には関係ない」と思われがち。今日はその印象を変えるのが目的。
  • 今日のゴールは、2つのAIを「見て、知る」こと。完璧に使いこなす必要はない。
  • 今日触る2つ:
    • Gemini(チャット式AI)=会話しながらアイデアや文章を引き出す
    • NotebookLM=こちらが渡した資料の中から、出典つきで答える
ここまで、いかがでしたか?

いま話題のAI、代表的な3つ

7分
ChatGPT
OpenAI社

文章作成・要約・アイデア出し・相談が得意。画像づくりや音声での会話もでき、利用者が世界で最も多い定番のチャット式AI。

ChatGPT を開く
Gemini
Google社

最新情報の検索や、Gmail・ドキュメントなどGoogleサービスとの連携に強い。Googleアカウントでそのまま使え、今日はこれで「チャット式AI」を体験。今日使うNotebookLMもこのGeminiの技術を使っている。

Gemini を開く
Claude
Anthropic社

長い資料やマニュアルの読み込み・要約と、丁寧で自然な文章作成が得意。長文をわかりやすく整理する作業に向く。

Claude を開く
今日はこの中から、Geminiで“チャット式”を、NotebookLMで“資料活用”を体験します。どちらもGoogleアカウントでそのまま使えるので、当日その場で動かせます。
ここまで、いかがでしたか?

デモ① Gemini ― チャット式AIを体験

18分

「“ざっくり聞く”でも答えてくれます。でも条件を伝えるほど、自分の現場に合った答えになる ── これを体感します。」

Gemini を開く
Google画面の右上にあるアプリ一覧からGeminiを開く
Google の画面右上「アプリ一覧(9つの点)」からも Gemini を開けます
Geminiを開いた画面。下の入力欄に質問を打ち込む
Gemini を開くとこの画面。下の入力欄に質問を打ち込みます
ウォームアップ:まず一言あいさつ

いきなり長い質問はしません。まずは「こんにちは」と打って、返事が来るのを見てみましょう。これだけで“AIと会話できる”感じがつかめます。

あなた
こんにちは
Gemini

こんにちは! 今日はどんなことをお手伝いしましょうか? 献立のことでも、ちょっとした相談でも、お気軽に話しかけてくださいね。

1まず“ざっくり”聞いてみる

最近のAIは、ざっくり聞いてもかなり詳しく答えてくれます。ただし“高齢者向け一般”の答えで、まだ「うちの施設の昼食」には絞られていません。

あなた
高齢者向けの献立を考えて
Gemini

高齢者向けの食事は、「栄養バランス」「食べやすさ(柔らかさ・喉越しの良さ)」「水分補給」の3つがとても大切です。年齢とともに食が細くなりがちなので、少ない量でも効率よく栄養が摂れるメニューが理想的ですね。1日のバランスを考えた、優しくて美味しいモデル献立をご提案します。

朝食:体を温め、水分と栄養をしっかり補給
  • 主食:卵と鮭の雑炊(または、だし粥)
    朝一番の水分補給になり、サラッと食べられます。
  • 副菜:ほうれん草としらすのお浸し
    ほうれん草はクタクタに茹でて細かく刻むと、歯に挟まりにくくなります。
  • 汁物:豆腐と長ネギのとろみ味噌汁
昼食:豆腐つくねのあんかけ定食
  • 主食:柔らかめのご飯(または、うどんを短く切った「あんかけうどん」)
  • 主菜:豆腐入り鶏つくね 〜優しい醤油あんかけ〜
    鶏ひき肉に豆腐を混ぜると、冷めても固くならずジューシーに仕上がります。
  • 副菜:かぼちゃのそぼろ煮
    かぼちゃの皮は剥いておき、舌でつぶせるくらい柔らかく煮込みます。
  • デザート:バナナ、またはすりおろしリンゴのヨーグルト和え
夕食:消化が良く、ホッとする和食
  • 主食:柔らかめのご飯
  • 主菜:白身魚(タラやカレイ)のみぞれ煮
    大根おろしと一緒に煮ると、しっとりして飲み込みやすくなります。
  • 副菜:ナスのトロトロ煮
    皮をむいて出汁でじっくり煮ると、口の中でとろける食感に。
  • 一品:具だくさん茶碗蒸し
    卵は栄養満点で喉越しも良く、高齢者の方にぴったりです。
調理のちょっとした工夫(むせ込みとパサつきを防ぐ)
  • お肉:塊肉は避け、ひき肉や薄切り肉に。片栗粉をまぶして火を通すとツルッとして食べやすい。
  • お魚:誤嚥を防ぐため、市販の「骨取り魚」を使うと調理も楽で安心。
  • とろみ:サラサラした液体はむせやすい。仕上げに片栗粉でとろみをつけると劇的に食べやすく。

召し上がる方の噛む力や飲み込む力(咀嚼・えんげの状態)はいかがでしょうか? 状況を教えていただければ、さらに合わせたアレンジ方法をお伝えできます。

2条件を足して“自分の現場用”にする

食形態・食数・食材費まで伝えると、答えが「特養の厨房で実際に作れる昼食」に近づきます。

あなた
特別養護老人ホームの昼食の献立を考えてください。
条件は次の通りです。
・利用者は80〜90代中心、嚥下しやすいやわらかい食事(軟菜食)
・主食・主菜・副菜・汁物の構成
・春の旬の食材を取り入れる
・50食程度の大量調理で、調理工程が複雑になりすぎない
・食材費は1食あたり200円程度
Gemini

米価の高騰を反映し、主食180g(米80g・約56円)をしっかり確保した上で、1食総額200円程度に収まる特養向けの春の昼食献立を、最終版としてまとめました。50食の大量調理でも現場が回るよう、スチコンや大釜を効率よく使う工程にしています。

春のやわらか御膳(1食200円程度・主食180g対応版)
構成メニュー名軟菜食(嚥下・咀嚼)への配慮
主食ご飯/軟飯/全粥(炊き上がり180g)利用者様の嚥下レベルに合わせ、加水量を調整して提供。
主菜鰆(サワラ)の春色あんかけ骨なしの鰆(50g)をスチコンでしっとり蒸し焼きに。刻んだ春キャベツ入りのだし餡をたっぷりかける。
副菜新じゃがと鶏そぼろのくず煮新じゃがは崩れる一歩手前まで軟らかく。そぼろは片栗粉で餡にまとめ、喉に引っかからないように。
汁物新玉ねぎと絹ごし豆腐のみそ汁新玉ねぎをクタクタに煮て甘みを引き出し、喉越しの良い絹ごし豆腐を合わせる。
1食のコスト内訳(米1kg=700円換算)
  • 主食(ご飯180g=米80g):約56円
  • 主菜(鰆50g・春キャベツ・人参):約75円(冷凍骨なし魚のバルク品を使用)
  • 副菜(新じゃが・鶏ひき肉・玉ねぎ):約35円
  • 汁物(新玉ねぎ・豆腐・味噌):約15円(副菜の玉ねぎと一括仕入れ)
  • 調味料・トロミ剤など:約20円
  • 合計:約201円(米価高騰でほぼ予算どおり)
50食の大量調理をスムーズにする工程の工夫
  • スチコンのフル活用(主菜):魚はホテルパンに並べ、コンビモード・水分多めで一気に加熱。焼き目をつけすぎると硬くなるので「ふっくら蒸し焼き」に。
  • 大釜で一括調理(副菜・汁物):くず煮とみそ汁で玉ねぎを共通使用。まとめてカットして大釜で煮込み時短。新じゃがは小さめに切って下茹で(またはスチーム)で煮崩れ防止。
  • あんかけの一括作成:だし汁ベースの餡を多めに作り、片方は鶏ひき肉で副菜へ、もう片方は春野菜で主菜のあんかけへ応用。
軟菜食(80〜90代向け)のワンポイント:春キャベツや新玉ねぎの芯に近い硬い部分は出汁用などに回し、葉先の柔らかい部分を1cm以下に刻んで提供。新じゃがの皮は喉に引っかかるため完全に剥いて調理。
3会話を続けられる

ゼロから聞き直さなくても「さっきのを、こう変えて」が通じます。前の献立を覚えたまま直してくれます。

あなた
この献立の主菜を、魚を使ったものに変えてください
参加者の質問を募集(3分)
現場で聞いてみたいことを、チャット欄に書いてください。1つ選んで、その場で入れてみます。
大切な注意 AIは“それっぽい嘘”を自信たっぷりに言うことがあります。献立のアイデア出しには便利ですが、栄養価の数値や衛生基準など“正確さが命”のものは、AIの答えを鵜呑みにせず必ず確認してください。その確認を楽にするのが、次のNotebookLMです。
デモ①はいかがでしたか?
3分 休憩・切り替え

ここまでが“AIが知っていることを答える”Gemini。次は“こちらが渡した資料から答える”NotebookLMに移ります。

デモ② NotebookLM ― 資料から、出典つきで答える

20分

「今日は厚生労働省『大量調理施設衛生管理マニュアル』を読み込ませてあります。皆さんが毎日意識している、あの基準です。」

読み込ませているのは、厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」(平成29年6月16日 最終改正)です。元資料はこちら → 厚生労働省の資料(PDF)。自分のNotebookLMに入れて試すこともできます。
NotebookLM を開く
NotebookLMの画面:左がソース(資料を入れる)、中央がチャット(質問する)、右がStudio(わかりやすくする)
NotebookLMの画面は3つ ── 左=資料を入れる/中央=質問する/右=Studio(別の形に変える)
1基本の質問
あなた
加熱調理食品は、中心部を何度で何分以上加熱する必要がありますか?
NotebookLM の回答(マニュアル記載・裏取り済み)

中心部が 75℃で1分間以上。ただし、二枚貝などノロウイルス汚染のおそれがある食品は 85〜90℃で90秒間以上。

NotebookLMの回答画面:一般的な食品は中心部75℃で1分以上、二枚貝などは85〜90℃で90秒以上。出典番号つき。
実際の画面例。回答の文末に出典番号(①②)が付き、マニュアルのどこに基づくか確認できる ── これが Gemini との違い
あなた
検食はどのように保存しますか?
NotebookLM の回答(マニュアル記載・裏取り済み)

原材料・調理済み食品を食品ごとに 50g程度ずつ 清潔な容器に入れて密封し、−20℃以下で2週間以上 保存する。

あなた
調理場の温度と湿度の基準は?
NotebookLM の回答(マニュアル記載・裏取り済み)

湿度80%以下、温度25℃以下 に保つことが望ましい。

2もう一歩踏み込んだ質問
あなた
高齢者や抵抗力の弱い人向けの施設で、野菜や果物を加熱せずに出す場合の注意点は?
NotebookLM の回答(マニュアル記載・裏取り済み)

特に高齢者・若齢者・抵抗力の弱い者を対象とする施設では、加熱せずに供する場合(表皮を除去する場合を除く)には 殺菌を行うこと。

あなた
調理従事者は毎日の作業開始前に何をする必要がありますか?
NotebookLM の回答(マニュアル記載・裏取り済み)

毎日作業開始前に、自らの健康状態を衛生管理者に報告 し、衛生管理者はその結果を 記録 する。

参加者の質問を募集(3分)
マニュアルで“あれどうだったかな”と思うこと、チャット欄に書いてください。その場で聞いてみます。
“マニュアルに載っていないこと”(例:個別の献立の栄養価)を聞いて“資料に記載がありません”と返ってきたら、それも見どころ。NotebookLMは知らないことを無理に作らない、という証拠です。
応用:複数の議事録から“次にやること”を可視化

別の資料として 給食会議の議事録3か月分(4月・5月・6月) を読み込ませた例です。NotebookLMは複数の資料をまたいで、課題の進捗ややるべきことを整理できます。下のファイルをダウンロードして、ご自身のNotebookLMでも試せます(架空の議事録です)。
なお、この議事録は氏名を役職に置き換えてあります──業務文書をAIに入れるときの“個人情報を入れない”工夫の見本です。

NotebookLMの「ファイルをアップロード」から議事録を追加
① 左の「+ ソースを追加」→「ファイルをアップロード」
ダウンロードした議事録3点を選んで開く
② 議事録3つを選んで「開く」
議事録3つを読み込んだNotebookLM。左にソースが並び、中央のチャット欄に質問を入力する
③ 3つの議事録が左に並んだら、中央のチャット欄に質問を入力します
あなた
3か月分の給食会議の議事録から、これまで出た改善課題とその進捗を、表にまとめてください。
NotebookLM
課題内容その後の進捗
汁物の温度ぬるい(3月)解決済み(保温配膳車の設定変更・4月)
きざみ食の彩り見た目が寂しい(3月)改善・定着(青菜・人参を添える・6月)
煮物の塩分しょっぱい(5月)解決済み(出汁ベースの減塩・5〜6月)
天ぷらの衣硬い(4月)改善済み(薄くやわらかく・5月)
冷蔵庫の温度管理閉め忘れのヒヤリ(4月)対応済み(チェック表に確認項目を追加)
とろみの濃度日によりばらつき(6月)対応中(計量基準・手順書を作成、6/30まで)
夏場の食欲低下懸念(6月)対応中(冷やし麺など7月献立へ反映)
あなた
次回(7月会議)までにやるべきことを、担当と期限つきで教えてください。
NotebookLM
  • 夏場の食欲対策:冷やし麺・さっぱりメニューを7月献立に追加 ― 当社 管理栄養士/6月中
  • 嚥下食のとろみ濃度の統一:計量基準・手順書を作成 ― 当社 管理栄養士+施設 看護師長/6月30日まで
  • 七夕・土用の丑の行事食の試作・発注計画を作成 ― 当社 調理主任/7月会議前
  • きざみ食の彩り(青菜・人参添え)を継続・定着 ― 当社 管理栄養士/継続

NotebookLM は質問に答えるだけでなく、読み込ませた資料から 音声解説・レポート・マインドマップ・クイズ などを自動で作れます。同じマニュアルを、目的に合わせて別の形に変換できます。

NotebookLMのStudio画面:音声解説・動画解説・レポート・マインドマップ・クイズ・スライド・フラッシュカード・インフォグラフィック・Data Table
NotebookLM の「Studio」。資料を別の形に変換できる
  • 音声解説 … 資料の内容をラジオ番組のように音声で解説
  • レポート … 要点を文書にまとめる
  • マインドマップ(考えを枝分かれで整理した図)・クイズ … 内容の整理や理解度の確認に
  • スライド・図解(インフォグラフィック)… 共有・掲示用の資料づくりに
デモ②はいかがでしたか?

今日のまとめ:2つのAIの使い分け

5分
観点Gemini(チャット式AI)NotebookLM
何から答えるAIが学習した広い知識こちらが渡した資料だけ
得意なことアイデア出し・文章作成・相談資料の検索・確認・要約
出典(根拠)出ない出る(どこに書いてあるか分かる)
注意点それっぽい嘘に注意資料にないことは答えない
現場での使い分け献立案・たたき台づくりマニュアル・基準の確認
アイデアが欲しいときは Gemini。
“正しいか確認したい”ときは NotebookLM。──使い分けです。
使うほど、AIは“あなた”に合わせてくれます。これは感覚ではなく、Gemini や ChatGPT に備わるメモリ(記憶)機能によるものです。あなたの仕事(栄養士・調理師)、よく作る献立、文章のトーンの好みなどを覚えておけるため、会話をまたいで毎回説明しなくても、あなた向けの答えが返ってきます。設定画面から覚えた内容の確認・編集・オフもできます。
※覚えさせるのは“役割や好み”まで。利用者の氏名・病名などの個人情報は入れないでください(→「AIを使うときの注意」を参照)。
今日の全体を通して、いかがでしたか?

AIを使うときの注意

便利なAIですが、入力した内容は外部のサービスに送られます。次の点だけ守って使いましょう。

入れてよい情報・入れてはいけない情報
  • 個人情報を入れない。利用者・職員の氏名、住所、生年月日、病名や健康状態などは入力しない。
  • 会社の重要・機密情報を入れない。未公開の経営情報、契約・取引先の情報など。
  • どうしても使うときは、個人情報を消す・伏せてから入れる(例:氏名→「Aさん」、施設名→「ある特養」)。Word・Excelの「置換」機能を使えば一括で消せます。
  • 迷ったら「これは外に出して大丈夫?」と一呼吸おいてから入力する。
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