第2回
AI時代に対応できる栄養士・調理師を目指す | スキルアップ研修会

フードシステムマネジメント設計士研修

第2回 AIを“自分の道具”にする ― ChatGPT と Claude を体験する

2026年7月4日(土) / オンライン開催

前回つくったGoogleアカウントが、そのまま使えます。
今日のゴールは、AIに「メモの整理」や「給食だより」を作ってもらう体験をすること。
前半は現場のメモを写真から整理、後半はデザイン版の給食だよりを1枚。どちらも無料で、一緒に手を動かします。
手を動かせる人は一緒に、難しければ見ているだけでもOK。この画面はあとから何度でも見られます。
人が入力や判断を行い、AIがたたき台を作り、確認と修正をくり返して完成物にする流れを示すイラスト
今日の作業は、AIにたたき台を作ってもらい、人が確認して仕上げる流れを体験します。

いちばん大事なこと

使い方がわからなくなったら、そのままAIに聞けばOKです。
「これは何?」「○○がしたいけど、どうすればいい?」と聞けば、AIが言葉で教えてくれます。覚えなくて大丈夫。困ったら聞く、これだけ覚えてください。

講師の自己紹介
地図

ワークショップ中の作業マップ

いま何をしているか迷ったら、この地図に戻ってください。今日の流れは、順番にたどれば大丈夫です。

  1. 0 Zoomで準備

    チャットに一言送って、リアクションを押してみます。

    最初の慣らし
  2. 1 ログイン

    ChatGPT と Claude を、前回のGoogleアカウントで開きます。

    GoogleでOK
  3. 2 ChatGPTで整理

    メモを写真で渡して、内容ごとに整理・分類してもらいます。

    写真から下書き
  4. 3 Claudeで作成

    完成例と条件を渡して、デザイン版の給食だよりを作ります。

    形にする
  5. 4 人の目で確認

    内容・個人情報・配布前の最終確認は、人が行います。

    ここが大事
困ったら:Zoomチャットに「ここがわかりません」と書いてください。AIにも、そのまま「何をすればいい?」と聞いて大丈夫です。
はじめる前に

Zoomのチャットに慣れよう

AIを触る前に、まず「チャットに文字を送る」ことに慣れます。これがいちばんの第一歩です。

🎙️ ミュート 📹 ビデオ 👥 参加者 💬 チャット 😀 リアクション ⬆️ 画面共有 この2つ!
Zoom画面の下のほうにこの帯(ツールバー)があります。今日は「チャット」と「リアクション」だけ使います
1
あいさつを送ってみる

Zoomのチャット欄に、「こんにちは」+お名前(ニックネームでもOK)を打って送ってみましょう。

例:こんにちは、ヤマダです。 / こんにちは、たろうです。

これだけで「文字を打って送る」体験は完了です。AIも、これと同じように文字でやりとりします。

💬 チャット 進行役 ご準備はいかがですか?😊 こんにちは、ヤマダです。 ここに文字を打ちます
下の入力欄に文字を打って、右の送信ボタン(紙ヒコーキ)を押します
2
リアクションを押してみる

Zoomの「いいね 👍」「拍手 👏」「ハート 💛」などのボタンを押してみましょう。
画面がにぎやかになって、それだけで楽しくなります。気軽にどんどん押してください。

👍 ❤️ 🎉 👏 😮 ✋
「リアクション」を押すと、この絵文字が出ます。どれでもポンと押すだけ
うまく押せなくても大丈夫。「やってみよう」とした時点で、もう半分できています。わからなければ、その場でチャットに「わかりません」と書いてくださいね。
もっと詳しい操作を知りたい方へ(Zoom公式ヘルプ): チャットの使い方 / リアクションの使い方
今日のAI

今日さわる2つのAI

今日は ChatGPT と Claude の2つを見ていきます。どちらも前回のGoogleアカウントで使えます。

1
ChatGPT(チャットジーピーティー)

世界でいちばん使われているAI。写真や手書きの文字を読めます。今日は現場の付箋やノートを写真に撮って、整理・分類してもらいます。無料でできます。

2
Claude(クロード)

文章づくりが得意なAIです。今日は完成例を見ながら、デザイン版の給食だよりを作ってみます。難しい操作はありません。

STEP 1

Googleでログインする

新しくメール登録はいりません。前回のGoogleアカウントで「Googleで続ける」を押すだけです。

C
ChatGPT を開いてログイン

① 下のボタン(または検索で「ChatGPT」)から開く
② 「Googleで続ける」を押す
③ 前回つくった Google アカウントを選ぶ → 完了

ChatGPT を開く
C
Claude も同じ手順で

① 下のボタン(または検索で「Claude AI」)から開く
② 「Googleで続ける」を押す
③ 同じGoogleアカウントでログインでOK

Claude を開く
ログインがうまくいかなくても大丈夫。見ているだけでも、今日の内容はわかるように進めます。困ったらチャットに「ログインできません」と書いてくださいね。
STEP 2

ChatGPT ― メモを写真で整理する

付箋やノートに書きっぱなしの雑多なメモを、写真に撮って ChatGPT に渡すと、意味ごとに整理・分類してくれます。一緒にやってみましょう。

ChatGPT を開く
手元にメモがない方はこちら。
演習で使える手書きメモのサンプルです。ダウンロードして、ChatGPT に画像として添付してください。
1
写真を撮って「整理して」と送る

メモを写真に撮って添付し、「この写真の内容を読み取り、内容ごとに整理して」と送ります。発注ルール・在庫管理…と、意味ごとに分けてくれます。

これをコピー
この写真の内容を読み取り、内容ごとに整理してください。
2
「新人にもわかるように」と頼む

続けて「新人にも分かるように整理して」や「マニュアル形式にして」と言うと、そのまま使える形に整えてくれます。

これをコピー
新人にも分かるように整理してください。
またはこちら
マニュアル形式にしてください。
3
既存のルールに「追加分だけ」出す(今日のメイン)

すでにある「発注ルール」と新しいメモを渡して、「追加すべき内容だけ、重複を除いて出して」と頼むと、追記候補だけを作ってくれます。全部を作り直さなくてOK。

これをコピー
このメモを確認してください。
「発注ルール」に追加すべき内容だけ抽出してください。
重複している内容は除外してください。
追加候補だけ箇条書きで出してください。
できあがった整理・追記案は、NotebookLM や Googleドキュメント、社内マニュアルに貯めていけます。NotebookLMに入れておけば、あとから「発注ルールは?」と聞けます(前回やったあの使い方です)。
メモを渡すときの注意 名札・書類・氏名などが写り込んでいないかを、撮る前にひと確認(氏名は「Aさん」に)。出てきた整理・追記案は下書きなので、品名や数量は元のメモと見比べてから使いましょう。
メモの整理、できそうですか?
STEP 3

Claude ― デザイン版の給食だよりを作る

完成例を先に見てから、同じ雰囲気の編集できるWord文書を作るための、長めのお願い文を貼ってみます。

Claude を開く
濃紺の見出しと七夕メニュー、水分補給の案内を入れた給食だより7月号の完成例
完成例:七夕メニューと水分補給の案内を、A4 1枚のWord文書にまとめたデザイン版です。
あとで見返せる教材ファイル
今日の見どころ:「文章を書いて」だけでなく、色・余白・表の組み方・確認方法までお願いすると、完成度が上がります。
大事な考え方:Wordのデザインは、色帯やカードを「表」で組むと崩れにくくなります。
最後の確認:文字化けや1ページに収まっているかは、AI任せにせず人の目で見ます。
下の文をコピーして、Claudeの入力欄に貼って送ってみましょう

少し長いですが、この長さがポイントです。完成イメージ・色・レイアウト・確認方法まで、まとめて伝えています。

Claude

給食だより(7月号)のWord文書を作成しました。完成後は、文字化け・アイコン表示・A4 1ページに収まっているかを確認してから使います。

4
直したいことを、そのまま言う

完成したあとも、行事名・献立・配色を変えれば、別の月にも応用できます。気に入るまで何度でも直してOK。

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9月のお月見メニュー向けに、行事名・献立・配色を差し替えてください。レイアウトは崩さず、A4 1ページのままにしてください。
今日のポイントは、「完成例を見せる」「条件を具体的に書く」「最後に人の目で確認する」です。AIが作ったものは便利ですが、配る前の確認は必ず人が行います。
Claudeで、1枚作れましたか?
最後に

これだけは守ってください

個人情報・写り込み・事実確認 ① 利用者や職員の氏名・病名などは入力しない(使うときは「Aさん」などに伏せる)。
② 手書きメモや写真に 氏名・名札・書類が写り込んでいないか 確認する。
③ AIが整理したメモ・追記案・お便りは 下書き。品名・数量は元のメモと見比べてから使う。
今日のゴールは「AIに作ってもらう」を体験すること。
作れた人も、見ていただけの人も、おつかれさまでした!
前回の内容は 第1回の資料 から見られます。今日の資料はこのページに一本化しています。
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